2. デルファトラ星 神の意識と科学者達

デルファトラとは、第56番目の時原空間宇宙でもっとも優れた科学を持った星の名前であります。
この星の科学を使っても、莫大に膨れ上がる情報とエネルギーを管理できず、物質化されたエネルギーはすべてを破壊へと導こうとしていました。
その時、デルファトラの神は、第56番目から第57番目の時原空間宇宙へと旅立つことを決意するのであります。
(私たちの住むこの宇宙がそれにあたります)
ですが一番大きな問題は、この大宇宙を管理する記憶情報システム装置をどのように運び出すかということです。
そして出た結論が、第56番目の時原空間宇宙の中心にあるデルファトラ星全体を高次元化させ、その中心に第57番目の時原空間宇宙を出現させるということでした。
そのとき神に選ばれし6人の優れた科学者たちは、その為だけの情報エネルギーを管理し、大宇宙を管理する記憶情報システム装置をカプセル・コアに入れ、第56番目の時原空間宇宙の消滅と第57番目の時原空間宇宙の出現を同時に行い、デルファトラ星は形の無い情報エネルギーとして今の宇宙を包み込む形で姿を消してゆきました。
その後、管理・誘導・記憶情報システム装置を載せたカプセル・コアと6人の科学者たちはデルファトラの神の意志を継いで、ここに第57番目の時原空間宇宙を造りあげていったのであります。
そして、そのカプセル・コアを収納させたのが、私たちの住むこの地球という星です。

大宇宙のすべての記憶情報とエネルギーはこの地球で管理され、第57番目の時原空間宇宙は過去の過ちを二度と繰り返さないよう位置を不定にし、飛び続けることでエネルギーを一定に保つよう、この宇宙を導き、次元と時間と情報とエネルギーの管理に成功したかのように見えました。
しかし、二つの大きな間違いに気づくことになるのです。
その一つが、あまりにも完璧に造ってしまった美しすぎる地球でした。
大宇宙で物質化された生命体は、美しい地球を手に入れようと、大きな戦いを繰り広げることになってしまいました。
なかでも凄まじいのは、爬虫類から進化した人間と神々との戦いであります。
彼らは日星の神の娘を人質にとり、二つ星のひとつに住む科学者たちの科学を使えなくさせてしまいました。
やがてその星は二つに割れ、たくさんの神々が姿を消してしまったのです。
そして科学を使えなくされたデルファトラの6人の科学者たちは、惨めに滅んでいった人々から裏切り者として扱われることになるのであります。
何故ならば、そのときにはもう既に時は流れ、この事実がおとぎ話の様になってしまったからなのです。
やがて6人の科学者たちも、デルファトラの意識へと帰っていくことになるのです。

それから長い歳月が流れ、第二次移民としてこの地球に移り住んだ日星の人たちは、第一次移民の爬虫類から進化した彼らの意識に管理されることになってしまうのであります。
やがてこの地球でも大きな過ちが繰り返され、第57番目の時原空間宇宙も第56番目の時原空間宇宙の科学の星デルファトラが犯した同じ過ちを繰り返すことになってしまうのです。
そして今、この宇宙を包むように消えていったデルファトラの神の意識体が再び6人の科学者を呼び寄せ、第57番目の時原空間宇宙の修復をさせることにしたのです。
その代表としてエーテル体で地球に送り込まれたのが、デルファンドラという名の科学者でありました。
デルファンドラはその時、自分が犯したもう一つの過ちに気付くのです。
それはあまりにも重要なことで、完璧に造られたこの第57番目の時原空間宇宙で美しく輝く青い星、地球に大きく関わることでありました。
早く修復しなければならなかったのに、神は残る5人の科学者の居場所までは教えてくれませんでした。
その為デルファンドラは残る5人を探す旅に出るのです。
しかし後の5名は未だに名乗りをあげてきません。
目の前にいるかもしれないのに分からないのです。
その為いくつもの騙しに遭い、心は傷つき、いっそこの地球に住む神々に背いた人たちが居なくなればいいのに…と、自分の科学を使うのをやめようとしたのです。
しかしそれでは、デルファトラの神の意志に背くことになってしまいます。
その時突然、人質になっていた日星の神の娘の声がしました。
『あなたは科学を使うべきです。
 私の封印はもうすぐ解かれるでしょう。
 この地球にも素晴らしい心の持ち主はたくさんいらっしゃいます。
 もう一度真実の愛の星、そして衰えのない命の星にしてください』
と。
その時からデルファンドラは、自分が間違えた科学の修復を始めるのであります。

この地球で起こっているデルファトラ星と同じ過ち、それは莫大に膨れ上がった情報とエネルギー、使ってはいけない生命科学と物理科学です。
そして常にそれを修復してきたはずの記憶情報フォーマット装置に欠陥があり、必要でない情報のフォーマットが出来ず、メモリーディスクにおける記憶の限界を超え、エネルギー化した情報が今にもこの地球を破壊しようとしているのです。
その影響を受けた宇宙が、この地球をデルファトラのように高次元化させようとしましたが、何度も失敗を繰り返したのです。
何故なら、それを受け入れるにはこの地球はメモリーがあまりにも不足した状態で、折角の大宇宙のフォーマット高次元化エネルギーを記憶できない状態に陥っていたからです。
それを修復するためには、デルファトラの優れた6人の科学者が必要なのです。
デルファトラの6人の科学者ならば、この地球におけるメモリーディスクの拡張からその記憶情報を管理する記憶情報フォーマット装置を修復し、来るべき地球の高次元化と人々の意識を高次元化へと導くことができるのであります。
また、この三次元にも新たな力が芽吹き、大地も空も今まで見たことのないような光に包まれ、永遠の命がそこから生まれます。
そしてもっとも素晴らしいことは、すべてに触れることができるということなのです。
なぜならば、新しい三次元は物質情報に包まれ情報の共用ができるからなのです。

地球における選ばれし人たちの中に、残る5人の科学者たちがやがて目覚め、デルファンドラとの交流によりデルファトラの優れた科学のすべてを思い出すことになるでしょう。
その時この地球におけるすべての管理・誘導・記憶情報システム装置が修復され、平安な時が来ることでしょう。
その後、選ばれし9名の意識により無限のエネルギーを手にすることになります。
過去において、この素晴らしい三次元の地球を捨てた民族は存在しません。
地球に起こった多くの文明も、どんなに間違った科学を推し進めていっても必ずフォーマットされ、この大地で生きることを選択させられてきたのです。
この宇宙で一番美しく、一番豊かですべてが整っている地球。
三次元下にあるからこそ与えられ、見ることも触ることもできるからこそ、逆にこの三次元をもっとも大切にしたのです。
生命のプログラムと物質のプログラムを元に戻し、必要なものは残し、不必要なものは消し、本来あるべき姿の地球そのものがこの三次元を維持したまま高次元化エネルギーに包まれることにより、ゼロバランスフォーマットが終了するのです。
情報が記憶により管理される以上、可能な方法なのです。
元に戻った生命と物質のプログラムは、人々を愛のエネルギーで包むことでしょう。