16. 運命の出会いとパートナー

 一生に一度ぐらいは、燃えるような恋をしてみたいと思いませんか。人を本気で好きになり、人生を賭けても良い、そんな風に思える人が現れたならば、運命の出会いかもしれません。
 結婚はあくまで、運命の出会いと言いきることが難しいことも多々あります。なぜなら、人間としての一つの役割、子育てや家族や世間が不合理性を招いてしまうからです。そんなことからお互いに傷つけあったり、愛情が消えていったりすることもあるのです。
 本気で人を好きになり、その人を通してしか自分が見えなくなったり、その人を通さなければ自分の未来が考えられなくなったり、自分よりもその人を本気で大切に思えたならば。
 まして、双方の考え方が一致した時(お互いを思う気持ち)それは運命の出会いとなり、未来に向かう方向性を共有した時(たとえば目的意識が同じくなったり)。それを役割と感じ共に生きようとした場合、パートナーとして認識して良いのではないのでしょうか。
 結婚がすべてではなく、心の出会いの中で運命と感じ、それを信じパートナーとして共に生きることができたならば、素晴らしい人生と言えるでしょう。なかなかそのような人と出会うことはできませんが、誰もが望んでいるはずなのです。
 優しさと、温もりと、育む愛と、愛おしいと思う心。必要性を見出し二つの力が大いなる未来を築くことができたら、素晴らしいと思います。人の一生は、長くも短くもあります。生きた証、何のために生きているのか、何をしたいのか、常に迷うものです。 そんな時、パートナーがいてくれたら、その迷いが解決することもあるのです。
 そして心の不安がなくなった時、人は周りが見えてくるのです。大自然の素晴らしさや優しさも見えてきます。
 信じる人が目の前にいて安心できたならば、心にゆとりが生まれ自分たち以外の事柄に目を向けることができるのです。
 豊かな出会いを信じて歩いて行きましょう。