24. 私たちはこの自然にどんな恩返しができるのだろう

 この地球で生きる私たちは、この大自然からたくさんのものを頂き、生き続けています。食べ物や、環境や、森の緑や、空の青さ、川の清らかさ、海の大きさ、心を和ませてくれるたくさんの出来事が、この大自然から私たちは恵みの嵐のように降り注がれていて、それが当たり前になっていて、野菜や果物や、花や小鳥、森の動物たち、さみしさをうずめてくれる森の優しさ、さわやかな風、秋の紅葉も春の芽吹きもみんな大自然が私たちにくれたプレゼントなのです。
 そして私たちは、もっときれいなところへ。もっとおいしいものがと。これだけの恩恵を受けておきながら、常に要求しているのです。この大自然にしてもらいたいことは沢山あるのに、私たちがこの大自然に何をしてあげられるのか、どうしたらこの大自然が喜んでくれるのか、なんて考えている人はほとんどいません。受けることばかりで、返すことを知らないのです。
 時には、この大自然に感謝するだけでなく、私たちにできるほんの小さなことで良いから、何か具体的に、考えてみてはいかがでしょうか。してもらうことはたくさんあるのに、受け取ることはたくさんできるのに、それに対して恩返しができない。壊しすぎてしまった、この大自然に、取り返しがつかなくなってしまった大自然に、今私たちにできる、この自然への恩返しを、でも何をしたらよいのか分からない。それなら、まずは自然を知ることです。自然は人間をどう見ているのか。植物や森や木々や魚も鳥も彼らから、人間はどう見られているのか。微生物や昆虫や森の動物たちに、私たち人間はどう見られているのだろう。
 もし、木に口があり、何か言おうとするならば、人間に何を言いたいのだろうか。ちょっとだけそんなことを考えてみませんか。少しだけ、答えが見つかるはずです。
 そして必ず実行して下さい。誰かがやってくれるだろうなどと考えないでください。気づいた人がやるしかないのです。手遅れにならないうちに大自然が人間が必要としてくれているうちに実行しましょう。