35. 三次元に生きてよかった

 アセンションとか高次元と言われる中で、「未来は光の体を持てるんだ」「死も存在しないんだ」「そこは、ものすごく素晴らしい世界なんだ」と言っている人たちがいます。はたしてそうでしょうか?
 高い次元の中には、音もないし、光もないし、物質もないし、そんな中で暮らしたら、触ることも食べることも、何もできない。多分、悩みなんて存在しないでしょうけれど。でも、よく考えてください。この三次元に産まれて良かったと思いませんか。意識だけの世界ではなく、意識と物質、両方の存在は私たち人間を豊かな世界へと導いてくれるはずです。
 好きな人と手を繋げるだけでも、どんなに幸せでしょうか。抱き合うことだって、涙だって、三次元だから存在するのです。風の音を聞いたり、空気をおいしいと思ったり、目に見える自然が美しく、限りなく喜びの世界へと、運んでくれます。
 三次元だからこそ、起こる現象全てをよく考えてみたら、この三次元に産まれて良かったなと、触れることができるから、見ることができるから、聞くことができるから、感じることができるから、それも当り前のように具体的すぎて、慣れてしまって忘れてしまってはいませんか。肉体があるから、病気にもなる。怪我もする。でも、それで良いんだと思う。
 今、この三次元の中で生きている以上、当然のことだから。本当にそれを見つめ、未来の在り方をどう考えるかは、自由です。こんなに素晴らしい三次元を捨てることができますか。そんなに高次元を望みますか。死があるからこそ、生きる望みを持ち、日々を暮らせるのです。そんな毎日の生活の中に起こる現象をそれが自分にとって、不合理なことであっても、楽しんでみてはいかがでしょうか。
 本当に三次元に産まれてよかったと、きっと思うはずです。何も恐れることはありません。全てが当たり前の現象です。
 それが私たちの住む地球の当たり前の自然なのです。