52. 文字の数だけ意味がある

 私たちが普段使っている文字は、漢字が主流となり、そこから、ひらがなやカタカナが生まれています。
 もともとこれらはすべて、象形文字からの発想ですので、当然そこにはその字の元となった、物質が存在することになります。そしてさらにそこから発展し、しかも創造し、非物質的な文字も造られてきました。
 しかしながらそれらも全て、象形文字と評される以上、元のかたちが存在します。2次元的に表現された文字を、もともとのかたち、要するに3次元的な表現に変えてみてはいかがでしょうか。山なら山の大いなるかたち、木なら木の太さや雄大さを、図形化し、文字を全て3次元的に置き換えてみることにより、さまざまなかたち、想像をはるかに超える、その文字の意味が現れてきます。
 平面的に考えていた文字が、立体的なかたちへと変化する。逆に、本来あるかたちに戻ることになります。そしてその組み合わせが、幾重にも重なり合いながら、この地球における私たちのすべての表現が、可能となってきたのです。
 その意味の深さを、もう一度認識を新たにすることにより、その文字の持つ魂的な存在をも確認することができます。要するに、文字にも神が宿り、魂があると考えなければならないような現実が、そこにはあるのです。
 言葉を発声すると、言霊が飛び交うように、文字を並べるだけでも、ものすごく大きなエネルギーが発生するのです。全ての感情も、文字による表現により、大きな力を持つことになります。決してあなどれない、極めて重要な出来事なのです。
 だからこそ、私たちはその文字に支配され心と肉体の位置づけができてきます。
 たった1文字で心を傷つけることもあれば、たった1文字で人を幸せにすることもできるのです。