56. 太陽が暴走を始めている

 昔はよく縁側で日向ぼっこをしているお爺ちゃんやお婆ちゃんを見かけることがありました。そしてその隣に、猫ちゃんも眠そうな目をして座っていました。なんて、和ましいことでしょうか。今はそんな時代は遠い時代のように思われます。
 なぜならば、そのころの太陽と、今の太陽は明らかに違っています。昔見た夕焼けは、淡いオレンジ色をしていて、そこをカラスが飛んでいく姿が当たり前のように見えたし、満月を色鉛筆でぬるときは黄色を使ったことを覚えています。
 今の夕焼けはどうでしょうか。どぎついオレンジ色をしていて、時にはそれが血の色に見えたりすることがあります。子供たちはもう、満月を黄色い色鉛筆では塗りません。きっと、オレンジ色に塗っていることでしょう。こんな事柄からも、太陽の異変に私たちは気づくことができるのです。あの穏やかな太陽はもう存在していません。
 この地球を、裁くかのように、激しい光が覆い被さっています。その太陽のエネルギーの強さには、驚かされることもあります。それだけではなく、私たちの意識にさえも、強い影響を与え始めています。その意識の乱れが、人間関係に強く反映し、イライラ感を募らせているのも、事実です。もうすぐ、太陽のフレアが変化の時を迎え、地球に襲い掛かってきます。その太陽嵐は、確実にやってきます。
 そして私たちの、意識の変革の中で、必ずマイナスの方向へと導かれてしまいます。早く、何らかの手を打つ必要があるのですが、多くの人々は、そこを避ける手段を知りません。地球は幾度となく、この太陽の洗礼を受け、人類も何度生まれ変わったことでしょうか。今まさに、その時が来ようとしています。
 あくまで、太陽の暴走のように見えますが、これは太陽が地球にしかけてくる、聖なる挑戦と受け止める必要があると思われます。今こそ、私たち人類が変わるときなのです。