58. 道徳 それは日本人だけが理解できる道

 道徳。なぜ道が徳なのでしょうか。そんなことを考えたことはありませんか。道のつく言葉の中に、華道・茶道・柔道・剣道・合気道・弓道等あります。なぜ、道なのでしょうか。なぜ道と言う言葉が使われるのでしょうか。いったい、道とは何でしょうか。
 このことを、もう少し掘り下げてみると、それは未来へ向かおうとする法則のように思われます。これからの生き方や、生きる方向性、望む方向性などたくさんのことをその道は語り、そして、見守っているに違いありません。
 そしてそのものら全てを総称し、神道という教えの中で、私たちは生活しているのです。その神を祭る神社が全ての村に存在し、昔小学校では、道徳の時間が必ず設けられていました。道のつく事柄を学ぶことにより、たくさんの教えがその中にはあります。
 華道1つとってみても、天・地・人の教えがあり、茶道の中には、右回りのINの法則。左回りのOUTの法則。剣道を見ても、平常心、神経を研ぎ澄ます、相手を見る、未来を予測するなど、まだ沢山の教えが存在しています。合気道は、相手の気を読み、その気に自分を合わせ、そしてそこからその気配を消し、存在そのものを1つにしてしまう。こんなすごい教えが、日本の武道やそれらの中に存在しています。それも全て、神の道なのです。
 私たちは、道を学ぶことが、どれほど大切であり、王道を歩くことが、もっとも豊かな意識を表すことか。そんなことを学びながら、未来に向かって、進んでいくことができるのです。神を否定することは、これらの道全てを否定することになってしまいます。
 日本人独特の教えは、これから世界へと、羽ばたこうとしています。私たち日本人が、日本の神道をより深く学び、後世にそれを伝えていく、義務があるのです。
 日常生活そのものが、この教えの中から生まれてきたものなのです。農耕民族であった、私たち日本人は、世界で最も穏やかな、そして、強さを隠れ持った民族なのです。誇りを持って倭民族としての役割を果たせていけたらと願います。