61. もう一つの宇宙 もう一人の自分

 この大宇宙の銀河の中に、太陽系が存在しています。そして、その太陽系の中に、地球があります。私たち人間はこの地球で生まれ、この地球で育ち、今日を迎えています。しかしそれは、二分の一の時間と二分の一の自分と二分の一の地球で、過ごしていることにまだ気づいてはいません。日常生活の中では、そのような認識をしろと言うことの方が、無理なことでしょう。
 それは、私たちが深い眠りに就いた時、それは現実化します。記憶の無い世界で、記憶の無い出来事が普通に行われています。そしてそこでのエネルギー交換が私たちのもう一つのエネルギーとし、甦ってくるのです。不可思議な話ではありますが、私たちがなぜ眠るのか、その意味の中には、こうした出来事が含まれているのです。
 その昔は、太陽の真裏に、もう一つの地球があり、そこにもう一人の自分が住んでいると信じられたことがあります。今まさに宇宙時代となり、太陽の裏側も容易に見ることが可能となってきました。明らかにそこにはもう一つの地球は存在していません。
 ところが、次元的な観点の中から考えると、この同じ軌道上に同じ状態で負の財産が、存在していることに気がつかされます。タダ見えないだけです。確実にそれは存在します。認識することはできなくても、そこで起こった出来事を私たちの日常生活に大きな影響を与えることは間違いないのです。その一つの出来事として、眠る前の自分と、眠りから覚めた自分、昨夜まであんなに思い詰めていたことが、ウソのように癒され、新しい朝を迎えることがあります。
 こうした出来事をもう一人の自分に出会うことにより、行われる行為の一つなのです。次元と言う、新たな空間の中で、繰り広げられる様々な出来事は今の科学では解き明かすことはできません。しかしながら、その存在を認めた方が、説明しやすいことがたくさんあることも事実です。宇宙意識が感応しあった時、そこに私たちの超意識が遭遇した時、その出来事は現実のものとなるでしょう。否定するのではなく、肯定するでもなく、こんな考え方を一度知的に保留してはいかがでしょうか。否定しては何も始まりません。