74. 希望を乗せて旅立つ日が来る

 荒んだ意識の中で、唯一新しい光の様なものがあるとするならば、それは「希望」と言う名で呼ばれている想いの根源であり、意識の最大なる行方でもあります。そして願いは常に、希望することにより、形作られ、何らかの形でそこに現れてくることでしょう。
 この地球も、やがて危機的な運命を迎える日が来ます。今の様な私たちの意識では、その地球で生活することは非常に困難を要することと思われます。
 あまりにも観念が強すぎ、理解できない現実が私たちの意識を、破壊する方向へと導いてしまいます。ある種の人たちは、それを「死」と勘違いすることでしょう。それほどまでに、現実と非現実の狭間の中で、答えを求めようとすると、その答えは観念により見出され、真実を理解できない方向へ誘導されてしまいます。
 その現実を修復するためには、今一度、地球の在り方を観念抜きで、想像する必要があるのです。当たり前のことを当たり前と考えず、なぜそれが必要なのか、どうしてそれが生まれたのか、より深く理解することにより、その観念が解かれ、私たちの意識の中に希望が生まれてきます。
 その希望を抱きながら、創造することが最も大切なことと言えるでしょう。この場に居ながら、この場を離れ、新しい場所にたどり着く日が来るのです。何も変わっていないかのように見えますが、確実に違う場所にたどり着くことでしょう。
 その日が、もうじきやってきます。そう、希望を乗せて旅立つ日が来るのです。それは、時間の旅であり、次元の旅であり、現実をはるかに超えた、突拍子もないほどの現実となるでしょう。恐れないでください、死ではありません。悲しまないでください、別れではありません。変わるべきして、起こる現象にすぎないのです。