88. 全ての浄化は水に委ねられた

 随分前のことになりますが、ある雑誌を通して呼びかけたことがあります。それは、「海洋深層水を汲み上げないでください。切にお願いします」と。
 しかし、その願いは全く届かず、世界は海洋深層水を汲み上げ続けています。その結果、海に大いなる変化が表れ、得に海水の温度には重大な影響を与えています。石油や石炭を人間が使っても、他の生命体にはさほど大きな影響を与えませんが、この海洋深層水(地球の血液)は、全ての生命体に多大な影響を与える共通の財産なのです。
 人間が、人間の欲のために、絶対に手を出してはいけない地球蘇生のカギを握る水なのです。海洋深層水は、2000年以上もの歳月をかけて、世界を一周します。ちょうど今、私たちの足元には2000年前の記憶を持つ深層水が蠢いているのです。
 当時はキリストにより、世界は救われたといわれていますが、今はモーゼもキリストも存在していません。それほどまでに能力の高い人間がいないのです。
 過去において危機的な時は必ず、救世主が現れ、人類を正しい方向へと導き、幸福へとそして愛と安らぎへと導いてくれたのですが、今世紀それほど偉大な人は未だに現れてきません。
 あたかも神々たちは、人類滅亡を願っているかのように、人間たちはどんどん悪い方へ進んでいってしまっています。しかしながら、僅かに残る海洋深層水、この地球浄化のために最後の力を振り絞っているに違いありません。
 水から生まれた地球は、そして生命体は、水による浄化以外に蘇生する方向は見いだせないのです。今すぐ、海洋深層水を汲み上げるのをやめ、逆に補充計画を遂行しなければいけません。地球の大いなる情報と振動を浄化吸収してくれるのは、彼らの意識だけなのです。
 2000年前の危機的な状況を今迎えようとしている人類は、彼らに委ねる以外に方法はないのです。